2005年11月30日

@はじめに

ここは、おいらが最近本格的に治療している「睡眠時無呼吸症候群」(通称:SAS)について書きたいのです。

この病気で苦しんでいる人も世の中には沢山いるので、少しまじめに書きます。

長くなって退屈かもしれないけど、お付き合いくださいね。


※この記事は、随時追加していきます。
 ただし、追加した記事は新しいほど下にあります(通常と逆)のでご了承ください。
posted by あべっち at 23:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A『無呼吸症候群』って知ってる?

「あー、あの寝てるあいだに呼吸がとまるってやつ?」

たいていの人の反応はこんな感じだよね。いや、間違いじゃあないのよ、正解。
でもそれ以上のことって、あまり知られていないってゆうか、知ろうという気にもならないよね。

おいらもそう、そんな関心もなかったし、それ以上の知識もなかったのさ。

でも、それがこの病気の一番怖いことなんだよね。
だから、ブログに書こうって思ったんだ。
いろんな人に見て、知ってほしいので。。
posted by あべっち at 23:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

B息がとまる

「あんた、寝てるとき、たまに息とまってるよ」

ある日、おいらの最愛のハニー(笑)嫁ちゃんからそういわれた。

「怖くなってつっついたら『ブハー』って息するの」

それ以来、たまに嫁ちゃんは夜中においらをつっついているらしい。

結婚して6年経つのだが、結婚当初は体重100kg。
嫁ちゃんに指摘されたのは、おそらく結婚して1〜2年経った頃と記憶している。
体重は110kgほどになっていた。

でも、「あ、そうなんだ」程度しか思っていなかった。
だって、ちゃんと寝れるし、ごはんもおいしい(笑)
自分は別に苦しいと感じたこともない。

なんら支障になることはなかったから。
・・・そう、今思えば『そう思い込んでいた』から。
posted by あべっち at 23:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C思い込み

いつも寝る前は1〜2時間ほどTVゲーム。夜1時頃眠くなり消灯。
朝7時すぎに嫁に起こされる。

6時間寝たのか・・・。今日は寝たなー、まだ眠いけど。

いつも朝の目覚めは悪い。十分睡眠を取ったかどうかを時間で判断する毎日。
でもそれがあたりまえ。いつも朝はつらい。自分は低血圧なのかと疑うが
デブの低血圧なんてきいたことない(実際にいたらゴメン)

昨日は夜中に2回ほどトイレに起きた。夜中にトイレに行かない日はない。
多い日は3〜4回行くこともある。

寝る前にビール飲んだからかなぁ。

それも毎日のことで、もう何年も続いているから、あたりまえになっていて、たいして気にもしない。

今日も会社かぁー、だるいなぁ。。

毎朝、会社に行くのがつらい。身体がきつい。
結婚する少し前に転勤し以前とは違う部署に配属となった。そこは本当は自分にとって苦手な部署だった。
できれば変わりたいが、「できない」からやめるのは自分にとっても悔しすぎる。
ここは歯をくいしばってでもやり遂げようと、がんばっていたのだが、なんせストレスがかかる。

かなり、こたえているのかなぁ・・・

でも、いくらストレスがかかるとはいえ、自分以外の人たちは普通に仕事をこなしている。
毎朝、会社へ重い足取りで向かうたびに、自分は「へたれ」なんじゃないかと、むなしさと悔しさに苛まれるが
気合を一発入れて、それらを振り払う。今日もがんばれ、おれ。毎朝会社に行くのに気合がいる。

仕事中、急激に疲れが襲う。
目や頭が重くなる。
それらと戦いながら仕事をこなし、終業のチャイムが鳴ると同時に全身の力がぬける。ひどい時は半ば気を失いかける。
残業があるときも、応接室のソファーで10〜20分ほど休んでから始めることも、よくあった。

「ほんとうに疲れやすいなぁ。。運動不足だもんな。。」
「この仕事に本当に向いてないんだな。こんなに気を張らなきゃ、やってられないなんて」


原因不明のめまいで病院に行ったりもした。
そんなに会社に行くのがいやなのかと、だんだん情けなくなる。

「自分は本当にストレスに弱いなぁ」


・・・そのすべてが、無知からくる『思い込み』
posted by あべっち at 23:56| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

D本当の怖さ

寝ている間に、自分で自分の首を絞めているなんてことを想像したことがある?
苦しいからよく眠れない。夜中に目をさます。
でも目をさましても、本人は気づかない。自分がさっきまで苦しかったことに
「真綿で首を絞められる」という言葉があるけど、まさにそう。
そうやって、少しずつ、少しずつ、自分の身体を、生活を脅かされていく。

本当に怖いこと、それは

「自分の置かれている状況を正確に理解できない」こと

実際、おいらは気づくチャンスはあった。
妻に毎晩のように、つっつかれていたわけだから。
でも気づけなかった。自分が「眠い」んだという事実すら理解できなかった。

自分がそんなに苦しんでいたなんて、夢にも思わなかった。
posted by あべっち at 23:55| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Eきっかけ

そうこうしている内に月日は経ち、札幌へ転勤となった。

なんとか努力したかいあって、長年の希望が叶い自分が行きたいと思っていた部署に配属になった。
おかげでストレスは軽減したものの、頭の重さや、疲れやすさは、相変わらず。

心機一転とばかりに、ウォーキングなど始めてみる。
が、日中疲労感や激しい睡魔に襲われることは相変わらず。

ここまで来て、まだ異変に気づかないのかと思う方もいるかもしれないが、
それほどまでに、その状況が自分にとって、あたりまえになってしまっていた。
完全に感覚が麻痺していたのだ。

会社の健康診断の血液検査で、あたりまえのようにひっかかり(デブなので)
会社の紹介で、札幌のとある病院の先生とお話する機会をもった。

その時に、簡単な問診をしてくださったのだが、その際に無呼吸症候群の疑いがあるので、
検査をするようにと、強く勧められた。
「夜中に呼吸が止まる」「太っている」「疲労感」というキーワードに反応したらしい。

が、いままで沢山の医者にかかったが、そんなこと言われたのは、うまれて初めて。
確かに呼吸がとまることはあるが、だからなに?ってな感じで、半信半疑の状態で検査することになった。
posted by あべっち at 23:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F無呼吸症候群はこういう病気T

ここで、「無呼吸症候群」って結局なによ?ってことで、少し詳しく解説します。
とはいっても、今はまだ自分も勉強中の身なので、他の受け売りみたいなもんですが、
とりあえず、ここまでおいらが集めた情報を書いていきます。
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正式には「睡眠時無呼吸症候群」といい、通称、SAS(Sleep Apnea Syndrome)といいます。おいらは、SASと書くと、初めての人が見たらよくわからないので、日記内ではあえて「無呼吸症候群」と書くようにしています。

くわしく定義すると『睡眠中に10秒以上、呼吸停止している、あるいは正常の半分以下の呼吸しかない低呼吸の状態を、「睡眠時無呼吸」といい、この、「睡眠時無呼吸」の回数が、1時間あたり平均5回以上あるとき、または7時間中の回数が30回以上あるとき、「睡眠時無呼吸症候群」と呼ぶ』そうです。
※1時間あたりの平均の無呼吸・低呼吸回数はAHI
 (無呼吸低呼吸指数:Apnea Hypopnea Index)と呼ばれることもあります。

つまり、まったく呼吸が止まらなくてもSASの可能性があるってこと。
あと、呼吸が止まっても、1時間あたり平均1〜4回程度は病気とは呼ばないってことですね。

AHIの数値によって、症状の分類がなされます。
一般的には
病気?:AHI=1〜4
軽度 :AHI=5〜15
中等度:AHI=16〜29
重度 :AHI=30〜44
最重度:AHI=45〜100

って感じですね。
ちなみに後述しますが、CPAPという治療器具の保険適用はAHI=20以上だそうです。


・・えっ おいらはどうなのって?

検査を受けて、びっくりです。

AHI=100

最重度のSASと診断されました。


追記:SASの定義を一部追加。
   あと、後から本を読んだり、他のサイトを見ると、AHIによる重症度の
   判別はAHI=30以上を重度とし最重度の定義は特にしないとする所のほう
   が多いです。
   また、次のように定義するところもあります。
   軽症  :5≦AHI<20
   中等症 :20≦AHI<40
   重症  :40≦AHI
posted by あべっち at 23:53| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

G無呼吸症候群はこういう病気U

SASには、大きくわけて3種類あります。
・閉塞型
・中枢型
・混合型

「中枢型」は脳の中枢から「呼吸しろ!」っていう指令が出ない状態になって起こります。
つまり呼吸自体しなくなってしまうのです。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

しかし、原因として圧倒的に多いのは「閉塞型」の方です。
ここでは、「閉塞型」について、少し詳しく書きます。

閉塞型は、中枢型と違い、呼吸はしようとするのですが、いろんな原因で気道が塞がれてしまい無呼吸となってしまうものです。

閉塞の原因としてあげられるのが

・首周りの脂肪の沈着(まあいわゆる肥満ですな)

・扁桃肥大、アデノイド肥大
 (アデノイドってよくわからんが、喉のずっと奥)
 (鼻と喉のつながるあたりにあるリンパ組織。 )
 (ちょうど、のどチンコの裏側あたりで口からは)
 (見えないんだって。              )
         
・気道へ舌が落ち込む

・舌が大きい(巨舌症の場合や、肥満による舌の肥大)

・鼻が曲がっている

・顎が小さい(小顎症 日本人ではこれが原因になる割合が海外より多いみたい)


SASを解説するサイトへ行けば、図解されていますので、参考にしてください。

参考サイト
「あなたのいびきは睡眠時無呼吸症候群?」

と、いうわけで、なんかSASっていうと
「デブがなる病気だろ?、略してデブ病?」
なんて思っている人がいるかもしれないけど、

これが落とし穴です
たしかに肥満の人がなりやすいのは事実ですが、原因をみても、肥満は原因の一つにすぎないことが、よくわかると思います。

つまり、喉の組織の肥大や顎と舌の大きさのバランスも、ものすごい重要な要素になっているんです。


自分は太っていないから大丈夫

って思っていませんか?


ちなみに、「混合型」は「中枢型」から始まって「閉塞型」へ移行するパターンの患者さんだそうです。

おいらは、明らかにデブが原因だけどね!まあ扁桃腺もすごく大きいから関係あるかもだけど。
なので、他の原因で苦しんでいる方々より、ずっと金もかからず、努力(ダイエット)次第でなんとかなる。
だから、やせる努力はしなくちゃな。って思ったんです。

posted by あべっち at 23:52| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

H無呼吸症候群はこういう病気V

それでは、SASになると、どのような症状がでるのでしょうか。

・いびき
・日中の眠気
・起床時の頭痛
・熟睡感がない
・夜何度もトイレに行く
・ED
・高血圧


一般的にこのように言われています。

まあ、呼吸が止まれば心臓に負担がかかるし、よく寝れないから眠くなるってのも理屈でわかります。

でもこんなデータがあるのを知っていますか。

「重症のSAS患者の9年後の生存率は6割程度

つまり、心筋梗塞や脳卒中などの合併症、交通事故などで、死亡率が格段に上がるということなのです。
AHIの数値でいうと20以上が危険として、積極的治療の対象と位置付けされています。

おいらは、SASと診断された後にこの情報をインターネットで見つけました。

もし、あのとき、病院の先生に出会っていなかったら。
もし、あのとき、検査を受けることを拒否していたら。
おいらは9年後この世にいなかったかもしれません。。



2003年に山陽新幹線の運転士が居眠り運転したというニュースが流れました。
このことで、初めてSASの存在を知った方も多いと思います。(おいらもそうです)

ある報告によると飲酒状態の人より、重症SAS患者の方がハンドル操作ミスが多かった
とのデータもあります。

参考サイト
「あなたのいびきは睡眠時無呼吸症候群?」

このように、SASは、ほおっておくと、本人だけでなく、社会的に悪影響を及ぼす危険性があるのです。
posted by あべっち at 23:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Iお願いがあります

ところで、ここからが、おいらの本当に言いたい事なんですが・・・

前の記事で、「本当に怖いことは『自分の置かれている状況を正確に理解できない』こと」だと書きました。

それは具体的に、どういうことでしょう?

おいらの体験も書きましたが、みなさんどう感じましたかね?

とにかく自分に起こっていることが自分でわからないため、知らず知らずのうちに生活のレベルをさげていきます

本当は運転できるのに、できない。

本当は活発に動けるのに、できない。

本当は集中できるのに、できない。

できない、できない、できない、できない・・・・・・・


そうして、大抵の患者さんたちは自分に対する自信を失い、

そして「自分を責めだす」ようになっていくのではないかと思います。

つまり、メンタル的に不安定になり、うつ病などへつながっていく危険性があるのです。

そして、自分でも起こっていることが理解できないのに、周りの人たちが、それを理解できるわけがありません
眠気のため仕事で失敗したりすることで、その人の社会的な地位や信頼を失うことも少なくないと思います。
そのことが、メンタル的にさらに追い詰めていく要因になっていくのではないでしょうか

これはもう生き地獄です。

おいらは、その辺は理解ある会社に勤めさせていただいたので、病気がちと思われながらも、ずっと仕事を続けることができました。本当にラッキーだったのです。


繰り返しますが「本当に怖いことは、『自分の置かれている状況を正確に理解できない』こと」です。

でもそれは裏を返せば、「自分が理解してしまえば、怖くない」ってことなんです。

SASによる睡眠障害は、適正に治療することで、ちゃんとコントロールできるようになります。

ちゃんと眠れるようになれば、通常の人となんら変わりありません。

そう、かわらないんです。

SASと診断された人で、そのことを理由に退職させられた運転手さんがいると聞きました。
もしかしたら、治療開始翌日から睡眠障害が改善し、なんら業務に影響なくなるかもしれないのに、です。


最大の問題は、SASがまだ、日本において広く認知

されていないばかりに、わけもなく苦しんだり、

社会的に苦しい立場に追い込まれる人がいる

という現実
だと思います。

SASは日本人の人口の2〜3%の有病率で200〜300万人の潜在的な患者がいるといわれています。
それは喘息患者の数とだいたい同じだそうです。
でも、実際に医療機関で受診している数は数万人だそうです。

この病気が早く世間に広く認知されれば、不幸にして仕事を失ってしまうなどの悲劇を少しでも避けることができるのではないかと思っているんです。

皆さんにお願いします。

少しでも心当たりがある方は、すぐにでも医療機関で検査を受けてください。


この病気は検査をしなければ、決してわかりません。

検査の結果、SASでなければそれでよし。

もしSASだったら。。あなたの生活を、人生を大きく改善できるかもしれないのです。



こちらのサイトに自己診断テストやその他情報も掲載されています。
「エルムの杜内科クリニック」

そうです、ここが、おいらがお世話になっている病院です。

posted by あべっち at 23:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

J検査ってどんなの?T

検査してほしいという、おいらのお願いを聞いていただいたところでww
じゃあ、どうすればいいの?っていう素朴な疑問を持っている方も少なくないと思います。

ここでは、検査までの基本的な流れを紹介します。

ただし、お断りすることがあります。

現在、SASについて医療機関での扱いが定まっていないのか、検査の流れ、金額などについて、千差万別、さまざまな話がインターネット上で報告されています。

ここでは、あくまで、おいらの経験を踏まえた上で、おいらが現在一般的であろうと思っていることを紹介します。

実際に検査される場合は、事前に医療機関へ問い合わせが必要となりますのでご了承ください。


@まずは受診

あたりまえですが、まずは医療機関へ行って受診します。

医師は問診等で、患者さんの状況を聞き取り、SASの疑いがあるか判断します。

具体的には、自覚症状や寝ている時に息が止まるかなどの状況の聞き取りをします。
「ベッドパートナー」に同席してもらうのが理想的です。

あと、生活習慣病や合併症の診断、現在服用している薬の確認もされます。

おいらの場合は少量のバリュームを口に含んで、レントゲンを撮り、舌の大きさの確認もされました。

また、日中にどれだけの眠気を感じているかテストをします。
「ESS」といい,自覚症状から睡眠時無呼吸症候群の程度を予測するテストです。
以下のサイトに載っていますので、ご自身でもテストしてみてください。

《参考サイト》
『あなたのいびきは睡眠時無呼吸症候群?』


A検査

さて、SASの疑いありと診断されれば、いよいよ検査となります。

検査の方法は、おおまかではありますが2通りに別れます。

一つは『ポリソムノグラフィー』(通称:PSG)とか『終夜睡眠ポリグラフィー』とよばれる検査です。

もう一つは、正式な呼び方はわかりませんが、仮に「簡易式検査」とでもしておきます。

詳しい検査の説明は、次回紹介します。
posted by あべっち at 23:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

K検査ってどんなの?U

『ポリソムノグラフィー』(通称:PSG)について

『終夜睡眠ポリグラフィー』ともいいます
これは病院で泊りがけ(入院)の検査になります。
入院は1泊のところもあれば2泊するところもあります。

脳波、心電図、胸・腹の動き、血液中の酸素飽和度などを連続して測定・記録します。

具体的な検査項目は次の通りです。

hyou.GIF

検査項目がたくさんありますね・・。おかげで、検査中は体中にセンサーだらけになります。

センサーの配線とかもけっこう気になります。
でも、案外眠れるもんですww

それらをこのようなグラフにして記録していきます。

guraf.jpg〈参考〉「帝人ファーマ」

おいらも、検査結果の説明のとき、これを見せてもらいました。
自分がどれだけ呼吸が止まっているか、一目でわかりますorz


おいらは1泊入院でしたので、ここでは、おいらの体験した1泊入院の流れを紹介します。

まず、午後6時〜7時頃に病院へ入ります。

シャワーを済ませてから午後8時〜9時の間で体にセンサーを取り付けます。
センサーの取り付けに20分〜30分かかります (;・∀・)

その後は、自由に就寝。

次の日の朝、5時〜6時頃検査終了。

シャワーして着替えを終えたあと、医師から検査結果の説明を受けます。

7時〜8時頃退院。そのまま会社に行くこともできました。

これがおおまかな流れです。


PSGの特徴は、なんと言っても「検査結果が正確」であること。

夜間、検査技師の方がモニターにて監視しています。なので、センサーが外れたり、なんかおかしいことがあっても対処してもらえます。

 注:ネットの掲示板で「監視なし」のPSGを行っているところありとの情報を
   目にしたことがあります。未確認ですが注意したほうがよさそうです。


また、AHIが20以上40未満の方は、後述する医療機器「CPAP」を保険適用で利用するために必須の検査となります。
つまり、「簡易式検査」で20≦AHI<40の結果がでたら、「PSG」検査をやってAHI20以上という結果がでないと保険適用にならないということ。


でも、いいことばかりじゃないんですよね。

入院を伴う以上、時間的に拘束されます。
おいらの行っている病院のように次の日も会社に行ける様に考慮してくれたり、他の病院では夜10時くらいまで受け入れてくれる所もあると聞きますが、それでも非常に忙しい方は敬遠してしまうでしょう。

また、費用が高いんです。
おいらの時は15,000円程度でした。
なかには、5万円程度とるところもあるそうです。(# ゚Д゚)

そして、前述のとおり体中にセンサーをつけるし、病院という特殊な環境の中におかれてしまうので、気になって、ちゃんと眠れない方もいるそうです。
まあ、大抵は寝るそうですが。


いずれにしろ、入院期間、費用、検査方法は、病院によってまちまちなので、
できるだけ事前に確認されたほうがいいと思います。
posted by あべっち at 23:48| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

L検査ってどんなの?V

もう一つのほう、

「簡易検査」「簡易終夜睡眠ポリグラフ検査」などと呼ばれる検査です。

これは、PSGほど大げさではないですが、検査する装置を患者へ貸し出し、自宅にて検査をする方法です。

どのように検査するかは、以下のサイトを参考にしてください。

簡易終夜睡眠ポリグラフ検査の様子
河井病院

上記サイトで使用している機器(スターダスト)について
フジ・レスピロニクス

この検査の特徴は、なんと言っても費用が安い
おいらが調べた限りでは、だいたい2,000〜3,000円程度が多いです。

しかも、入院の必要がないので、時間を拘束されることがないのです。

これらの点は、PSG検査の「弱点」を補っている形になっていますね。

つまり、より気軽に検査をすすめることが出来るので、自覚症状のない人や、検査を躊躇している人が病気に気づきやすくなる、つまり潜在している多くの患者の「掘り出し」に重要な役割を担っているということです。

ただし、問題点もやはりあります。

自宅で検査するという性質上、どうしてもセンサーは自分、もしくは家族の方が取り付けなければなりません。
素人がセンサーを取り付けるわけですから、きちんとセンサーが取り付けられているか不安が残ります。

さらに、寝ている間にセンサーが外れてしまっても、それをケアしてくれる人はいません。計測されていなければ、また後日検査のやり直し、ということになります。

また、きちんと計測できたとしても、AHIはPSGでの値より、低くでる傾向があるようです。

AHIは「睡眠している間」の無呼吸低呼吸回数の平均値を示すものですから、本来は脳波を計測し「眠りに落ちている」時の値を求めなければ、正確な値はでません。

しかし、このような検査の場合、脳波などは検査の対象外なので、いつ睡眠したのか、睡眠のレベルはどの程度かという情報は得られません。
よって、正確には「睡眠している間」ではなく、「機械を取り付けて検査をしている間」の値を求めていることになります。

機械を取り付けた瞬間、眠りに落ちる人はまず居ません。また夜中に覚醒してしまうことも多々あるでしょう。

よって、「機械をつけている時間」>「眠りに落ちている時間」

ですので、無呼吸低呼吸回数が同じ値でも、平均値の値は低くなるのです。


ということで、簡易式検査はあくまで、SASの疑いがあるかないかの初期判断のために行われ、間違いなくSASである場合、PSG検査を行う、といった流れで使われることが多いようです。

ただ、医療機関によっては、簡易検査でAHI=20未満となっただけで、治療対象外と決め付けてしまうところもあると聞きます。

しかし、上記のとおり、簡易検査で20未満となっても、PSG検査では20以上になる可能性は高いのです。
ですから、そのように診断された方でも自覚症状がある方は、PSG検査を希望するなり、医療機関を変えて受診されたほうがよいと、おいらは思います。


なお、簡易検査よりもっと簡単な検査もあります。
パルスオキシメーターを使って、酸素飽和濃度のみを記録するものです。

無呼吸が起これば、酸素飽和濃度も低下する、ということから、酸素飽和濃度の低下する回数を記録してSASの可能性をさぐる、というねらいがあります。

とうぜん、検査結果は正確なものとはいえませんので、あくまでスクリーニング(ふるい分け)検査として利用されたり、自分で「確認用」として利用したりします。

自宅に郵送(宅急便)で検査キットが送られてきて、自分で検査する方式なので、病院にかかる「わずらわしさ」がなく、より気楽に検査ができるのはいいんですけどね。

「日本メディカル総研」でやってるのが有名ですが、通販サイトでも割安で代行受付しているところが結構あります。
ネットで「遠隔検診」とか「宅配検診」というキーワードで検索してみてください。

ただし、繰り返しになるかもしれませんが、あくまでこの検査は「確認用」ですので、自覚症状がある方や夜中に呼吸が止まると指摘されたことのある方は、病院で受診されることをお勧めします。
posted by あべっち at 23:47| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MCPAPについてT

検査をして、無事に(笑)SASと診断されますと、さてその治療法は・・・となるわけですが、ここでは「閉塞型」SASの治療法についてご紹介します。

治療法は症状や重症度によって、おおまかに3種類に分かれます。

・CPAPによる治療
・マウスピースによる治療
・外科手術など

今回はCPAPについて重点的に書いていきます。

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure) ← これ読める人は天才!おいらヨメネ

通称「しーぱっぷ」って言います。

難しく日本語で書くと「経鼻的持続陽圧呼吸療法」となるらしい。

これは、鼻にマスクをつけて鼻から強制的に空気を送り込み、喉が塞がらないように、圧力をかける機械です。

(参考サイト)帝人ファーマ

見た目が「酸素マスク」に似ているので、よく酸素を吸入する機械だと勘違いされますが、圧力をかけるのが目的ですので、送り込まれるのは酸素ではなく、ただの空気です。

これにより、気道が塞がれるのを防ぎ、イビキもかかなくなります。

こんなマスクを鼻に付けます。

060312_1249~0001.jpg 060312_1251~0002.jpg 友情出演

CPAPは中度〜重度のSASに効果があるとされており、AHI=20以上の患者さんは、問題がないかぎり、CPAPを使用しての治療となります。

問題というのは、CPAPは「鼻から空気を送る」装置ですので、とうぜん鼻が通っていなければ使用できません。何らかの原因で鼻呼吸ができない方は、まずその原因を改善しなければCPAPを使用できません。
(鼻呼吸ができない人のため、口まで覆うマスクもあるそうですが・・・その効果は、おいらわかりません・・)

しかし効果があるとはいえ、CPAPはあくまで対症療法なので、根本の原因を解消できるわけではありません。CPAPを使用しながら、生活習慣を改善したり、ダイエットをしたり、時には外科手術をしたりと、根本原因を改善する努力が必要になります。

CPAPを利用する費用ですが、PSG検査でAHI=20以上、簡易検査でもAHI=40以上の患者は保険が適用されます。

レンタルするかたちとなり、毎月1回医療機関を受診し、利用料金をその受診料に含めて支払うことになります。費用は1ヶ月約5,000円程度です。

CPAPには、いろいろな機種があり、その人に出来るだけあった機種を貸してもらえます。
ちなみに、おいらが使っているCPAPは、「グッドナイト420E」という機種です。

060312_1253~0001.jpg

これは比較的小さいサイズの機種で、出張の時に持ち運びしやすいようにと、主治医の先生が選んでくれました。

少し古い記事ですが、こちらのサイト「眠りの大辞典」に、この機種の話と、CPAPの簡単な解説が載っていますので、参考になさってください。

なお、毎月病院にかかるのがイヤで、自分で海外からCPAPを輸入し使用している方もいらっしゃるそうです。数十万で購入できるそうですが、ここでは詳しい解説はしません。(というか出来ませんww)興味のある方はご自分で調べてください。

次回は、利用者の生の声をお聞きください。 ← っておいらのことだけどねww
posted by あべっち at 23:46| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NCPAPについてU

前回説明を忘れていたことがありましたので補足です。

CPAPの鼻マスクや空気圧は、人によって最適なものを選ばなきゃならないのです。
そうしなければ、これから後述するCPAPを使用する際の不快感を軽減できません。

そのため、CPAPを使用する場合は、一度病院に入院しCPAPを使用しながらPSG検査を受けることになります。検査中、CPAPの空気圧を少しずつ変えていき、無呼吸の症状が無くなる、または軽減する最適な空気圧を探っていきます。
また、鼻マスクから空気もれしないように、また、装着の不快感を軽減させるためにジャストフィットする鼻マスクを選びます。

なので、大抵の方は、PSG検査とCPAPのための検査とで最低2回プチ入院することになるわけです。ですから、入院費の事前確認は結構重要だと思います。

1回15,000円と5万円では、2回入院すれば7万円の差額ですよ、奥さん。
┐(´д`)┌
まあ、金額だけが病院選びのポイントでは決してありませんが、このことはぜひ注意していただきたいと思います。
posted by あべっち at 23:45| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OCPAPについてV

では、実際にCPAPを使用するにあたり、こんなことが困るというか、こんなことあるよ!って事を書いていきます。

鼻から空気が入ってきますので、装着中は口を開けてはいけません。開けると、とうぜん口から空気がもれていってしまいます。なので会話をすることができませんし、寝てる間も口は閉じていなければなりません。

まあ、おいらは最近なれてきて、少しの会話ならできる技を習得しましたが。
コツは「黒柳徹子の物まね」です!・・・まあどうでもいいですか、そうですか。

こんなマスクをつけて寝るのは、とうぜんながら、そうとうの違和感があります。

顔にマスクがくっついているだけで不快な人も当然いるでしょう。

また、機械から送られる圧と呼吸のタイミングが合わないと、スムーズな呼吸にならず、息苦しさを覚えたりする時があります。

あと、装着中に唾を飲み込むと、一時的ですが喉の圧が直接鼓膜にかかってきます。
これは、おいらもいやです。 (´・ω・`)

これらの不快な感覚は「慣れ」である程度軽減されますが、いやな人は、さぞ辛いことと思います。

前に書いたように、CPAPはあくまで対処療法ですので、SASの原因が解消されないかぎり、ずっと・・たぶん一生、CPAPを装着し続けなければなりません。
そのことに耐えられず、CPAPを装着する事を止めてしまう患者さんもいらっしゃると聞きます。

おいらの主治医の先生曰く、「人によっては『まるで地獄だ』と嘆く人もいます」だと。


結構たいへんなCPAPですが、これを装着することにより、睡眠が劇的に改善する人は多いのです。

おいらも劇的に改善した一人です。
初めてCPAPを装着して寝た翌朝のことは、いまでも忘れません。

いくら検査の結果が重症であっても、おいらはまだ半信半疑でした。まったく感覚が麻痺してましたから。
CPAPを装着した翌朝、自分のいままでの睡眠が偽りであったことを、否応無しに認めざるを得なかったのです。

それほど、朝の目覚めは違っていました。まるで今まで頭の中になにかが詰まっていたんじゃないかと。それが一瞬にして取り払われた感覚。

頭が軽い、まぶたが軽い、体が軽い。起きるとはこういう感覚だったのかと・・・。

それ以来、会議で意識が飛びそうになることもなくなり、逆に会議の内容に集中できるようになっていきました。そんなに気張ってなくても会社にいれるようになったのです。

マスクの装着に違和感がないと言えば、まったくのウソになります。が、それよりも体が喜んでいるのが分るんです。

あと、はっきりとした変化がもうひとつ。
夜中にトイレに行かなくなりました。一度も。

一度寝たら、朝まで寝ています。・・・当たり前ですか?
SAS患者の多くがそうであると思いますが、おいらにとっては、夜中に目を覚ますのが当たり前だったのです。

この状態はCPAP装着してから、ずっと続いています。CPAPの効果であることは、間違いありません。

こんなことを言っていた人がいます。
「CPAPは、まるでハードコンタクトレンズだ」と。

コンタクトレンズ(とくにハード)は人によっては、目が痛かったり使うことに抵抗や苦痛がありますが、ピッタリ合う人にとってはたいへんすばらしいものだと。

初めてこれを聞いたとき、結構、的を射る言葉だなと感心しました。

今の治療法の主流は、文句なしにCPAPです。

でも、そのCPAPも決して万能ではありません。

より多く患者さんを救うためにも、SASの治療法の研究が進むことを願ってやみません。
posted by あべっち at 23:44| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 睡眠時無呼吸症候群について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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